2014年も最後の日となりました。当社にとっては創業して初めての年末ということになりますが、この9か月間は様々な方々と出会い、助けられて、少しずつ事業も形になりつつあるように思います。
当社NewBeginningsJapanは今年の4月に創業して、この年末で9カ月が経ったことになります。正直、計画通りに進んだことなんて一つもないといっても過言ではないのですが、それでもやってこられたのはただただ幸運だった思います。最後の日ですので、この機会に初年度の活動を振り返ってみたいと思います。
まず創業直後の最初の案件はITコンサルティングでした。お客様は関東の金属加工業様と醤油製造業様で、偶然にも両社ともに古い生産管理システムを刷新したいというタイミングでした。当社の役割としては、新しい生産管理システムをベンダーに発注するにあたって、ベンダーを選ぶための準備をお手伝いするというものでした。
振り返ってみれば創業直後のこのタイミングでこのようなまとまった案件を頂戴できたのは本当に幸運でした。実績のある分野の仕事でしたので、お客様にも自信をもってご納得いただけるサービスを提供することができたと思っています。
これまた幸運にも、海外進出というテーマで9月から講座を持たせていただくことができました。しかも、東京都中小企業振興公社様という立派な舞台です。このお仕事をいただけたのは、もちろん自力ではなく先輩の温かいご厚意によるもので、本当に感謝しています。海外進出を真剣に検討してる受講生の皆様に、少しでもお役に立てれば良かったかなと思っています。
もう1件大きな動きとしては、この記事の最上段に写真を掲載している11月のインドネシア視察でした。これはJICAのボランティア事業の視察調査団として凡そ1週間にわたって3カ所の都市を巡らせていただいたものです。この時、東京・四国合せて9名の民間企業の方と同行させていただいたのですが、企業の海外進出について様々な情報交換をさせていただき、私にとっても良い勉強になりました。
起業・創業の支援を事業としたい、という思いは当初からありました。一方で、そのようなスタートアップしたばかりの企業は基本的には資金力/収益力に乏しく、当社のようなコンサルタントに依頼することは難しいのではないかと考えていました。そんな中で、ミラサポ専門家派遣制度というものを先輩に教えていただき「この制度を使えばスタートアップの企業を国の費用で支援でき、企業側の負担はかからない。」ということで、実際にこの制度を使って創業・企業の支援にたくさん携わらせていただくことができました。補助金の取得などでは企業様に実利をもたらす結果を出すこともできて大変喜んでいただいたのは、本当にうれしい瞬間でした。
また、10月以降では千葉市内で実に3件の創業研修講師をさせていただくチャンスに恵まれ、この分野の案件がここまで伸びるというのは全くの想定外でしたが、うれしい誤算となりました。当社では、起業・創業支援を通じて「向こう3年間で、年商2,000万円以上の企業を、10社以上生み出すことに貢献する」ことを経営目標とします。
「与え合えば余る、奪い合えば足りなくなる」これは当社の基本理念ですが、今年は”与えてもらう”ことの多い年になりました。そういう方々に出会えたことが、自分の好運であり神様に感謝しなくてはいけないところなのだと思っています。
ご支援をさせていただいた企業様や研修の受講生に感謝します
中小企業診断士・ITコーディネータの諸先輩や仲間に感謝します
日々ご指導をいただいている先生・師匠に感謝します
様々な異業種交流会で出会うことができた方々、パートナーに感謝します
あと文句を言いつつも支えてくれた奥さんに心より感謝します。
末筆になりますが、株式会社NewBeginningsJapanの社名の由来は文面そのまま「新しい日本をつくること」です。自分でも大層なことを言っていると思うのですが、振り返ればこの社名通りの事業を結果的にできているように思います。スケールは、まだまだ小さいですけれども。未来に残せる日本にしたいと本気で思っています。
来年もたくさんの方に出会って、たくさん仕事をして、たくさん助けていただいて、たくさん貢献したいと思っています。未来の幸せな日本をつくることに微力ながら貢献します。